TechCrunch(テッククランチ)5分で読めます

オープンAI 健康相談機能「ChatGPT Health」を全米で提供開始

AI要約複数の情報源を統合して作成しています

アメリカのIT大手オープンAIは、健康に関する質問に対応する新機能「ChatGPT Health」をアメリカ国内の全ユーザー向けに提供を開始したと発表しました。AIによる医療アドバイスの安全性が問われる中、外部の医療データとの連携を強化しています。

Image Credits:Jakub Porzycki/NurPhoto / Getty Images

アメリカのIT大手オープンAIは、健康に関する質問に対応する機能「ChatGPT Health」を、アメリカ国内の18歳以上のすべてのユーザーに向けて提供を開始したと発表しました。

この発表の前日には、フロリダ州の牧師が「医師の診察を受けないようAIから不適切な回答を受け、命に関わる事態に陥った」として同社を提訴したばかりでした。

同社は今年1月、専用の画面を通じてこの機能の試験運用を開始し、アップルの健康管理アプリなどの外部サービスから個人データを取り込めるようにしていました。オープンAIによりますと、当時、健康に関する質問は週に2億3000万回でしたが、現在では3億回に増加しているということです。

また、電子カルテを提供する病院のシステムや、医療プラットフォームの記録ともデータを連携できるとしています。

これまでは専用の画面を利用する必要がありましたが、試験運用中に健康に関する質問の7割が通常のチャットで行われていたことが分かりました。このため、今後は通常のチャットでも、連携したデータをもとに食事やアレルギーに関する情報を得られるようになるということです。

同社は、AIモデルが健康に関する質問に答える性能が向上していると強調しています。最新の小型モデル「GPT 5.6-Luna」は、自社開発の評価指標において従来のモデルを上回ったとしています。さらに、ユーザーのデータはAIの学習には使用せず、医師と協力して精度の向上に努めているということです。

一方で、オープンAIは利用規約において「健康状態の診断や治療を目的としたものではない」と明記しています。前述の訴訟に対してもこの規約を根拠としており、回答の安全性を高める取り組みを進めているとしています。利用にあたっては、専門家のアドバイスに基づき、自ら情報を確認して判断するよう求めています。

AIによる医療アドバイスの信頼性については、複数の研究で課題が指摘されています。しかし、グーグルなどの他のIT大手も健康関連のAI機能の開発を進めているのが現状です。

この新機能は今週中にも、アメリカ国内のすべてのプランのユーザーを対象に、ウェブ版とスマートフォン向けアプリで順次提供される方針です。

出典元記事を読む(TechCrunch(テッククランチ))
LINEX
NihonTechHub

NihonTechHub

技術系ジャーナリスト

日本の最新テクノロジーやスタートアップ情報を発信するプラットフォームです。国内外のイノベーションをつなぎ、未来を切り開くための知識とインスピレーションを提供します。

Tools

NihonTechHub ソフトウェア · 私たちが開発した便利なツールとソフトウェア

Google Drive ダウンローダー

閲覧専用ファイルの簡単ダウンロード

Google DriveのView-only(閲覧専用)ファイルを簡単にダウンロードできるツールです。PDF、Docxファイルに対応しています。

PDF 対応済みDocx 対応済み無料で利用可能

この機能はNihonTechHubアプリでもご利用いただけます(Android・iOS対応)

App

無料

外出先でも最新のテクノロジーニュースをチェック!リアルタイム通知とパーソナライズされたニュースフィードを受け取るにはアプリをダウンロードしてください。

  • ・リアルタイム更新
  • ・プッシュ通知
  • ・カスタマイズ可能