米国のテクノロジーメディア「テッククランチ」は、2026年10月にサンフランシスコで開催する大規模イベント「ディスラプト2026」のピッチコンテストについて、最初の審査員陣を決定したと発表しました。
「スタートアップ・バトルフィールド200」と呼ばれるこのコンテストは、初期段階のスタートアップ企業200社が世界的な注目を集めるために競い合う場です。過去15年以上にわたり、次世代の急成長企業を多数輩出してきました。これまでの出場企業が調達した資金の総額は320億ドル(約4兆9600億円)を超えており、単なるコンテストにとどまらず、スタートアップのエコシステムを牽引する場となっているということです。
今回発表された審査員は、業界を牽引する著名な投資家や起業家たちです。各審査員が所属するベンチャーキャピタルは、次世代の技術的自立や競争力強化に向けたAIインフラ、防衛技術の開発支援などを投資戦略の柱として位置づけています。審査員はビジネスモデルや製品の方向性を厳しく審査し、どの企業が勝ち進むかを決定する方針です。
主な審査員は以下の通りです。
ジャネル・テン氏は、ベッセマー・ベンチャー・パートナーズのパートナーとして、初期段階のAIインフラや防衛技術などに投資しています。
プニート・アガルワル氏は、トゥルー・ベンチャーズのマネージングパートナーを務め、AIを活用したインフラやアプリケーションへの投資を主導しています。
ベンジャミン・ナラシン氏は、テナシティ・ベンチャー・キャピタルのゼネラルパートナーであり、米国における創業初期(プレシード)投資の先駆者として知られています。
リア・ソリバン氏は、プレセデント・vcの創設者であり、AIネイティブなプラットフォームや消費者向け技術に特化したファンドを運営しています。
アンドリュー・ブラッキン氏は、グーグル傘下のAI特化型ファンドであるグラディエントのパートナーです。過去には1億ドル(約155億円)以上の資金を調達したプラットフォームを共同創業したほか、2025年に13億ドル(約2015億円)で買収された企業の成長部門責任者を務めた経歴を持ちます。
「ディスラプト2026」には、1万人以上の技術リーダーや投資家、起業家が集まる予定です。主催者は、9月25日まで最大200ドル(約3万1000円)の割引価格で早期チケットを販売し、広く参加を呼びかけています。
