米国のIT系メディア「テッククランチ」は、2026年10月にサンフランシスコで開催される大規模イベント「Disrupt 2026」のスタートアップ競技会「Startup Battlefield 200」において、新たに5人のベンチャーキャピタル(VC)審査員を選出したと発表しました。
同競技会は、10月13日から15日にかけて開催される予定です。選抜された起業家たちが6分間のプレゼンテーションを行い、10万ドル(約1550万円)の賞金を競い合います。審査員からの質疑応答を通じて、投資家や顧客が求める事業の実行力や市場規模、競争優位性などが厳しく評価されるということです。
テッククランチは、次世代の成功企業を見出すため、過去最高レベルの審査員団を構築する方針です。今回発表された5人の著名な投資家は以下の通りです。
1人目は、ODDBIRD VCの共同創業者兼ゼネラルパートナーであるバイバブ・アグラワル氏です。同氏は医師免許を持ち、医療やバイオ、サプライチェーン分野のAI企業に特化した投資を行っています。支援先の医療AI企業「Anterior」は、これまでに6400万ドル(約99億2000万円)の資金調達を実施したということです。
2人目は、ICONIQ Growthのパートナーであるアヌ・バラドワジ氏です。企業向けソフトウェアやAI企業に注力しており、以前はソフトウェア大手アトラシアンの社長兼最高執行責任者(COO)として、同社の事業規模拡大を牽引しました。
3人目は、General Catalystのシード投資チームのパートナーであるショー・ショー・レイア・ホー氏です。2024年に同社最年少のパートナーとして就任し、初期段階の起業家への投資を行っています。AI企業「Together AI」のオブザーバーも務めているということです。同氏の主な投資先には、2026年7月にCognition社に買収された企業などが含まれています。
4人目は、IVPのパートナーであるミロニ・マダン・プレスラー氏です。企業向けソフトウェアや医療、セキュリティ分野において、成長期から上場前の段階にある企業の支援を行っています。過去の投資会社での経験を活かし、規律ある企業成長を推進する方針です。
5人目は、Eclipse Venturesのパートナーであるエイダン・マディガン・カーティス氏です。製造業や物流、気候変動対策向けのAIやIoTソリューションに投資しています。以前は米アップルで「Apple Watch」の製造拡大を指揮したほか、IoT企業サムサラの副社長として、年間経常収益を10億ドル(約1550億円)以上に成長させることに貢献したということです。
「Disrupt 2026」には、1万人以上のテクノロジー業界のリーダーや投資家、起業家が参加する見通しです。テッククランチは、9月25日までに参加登録を行った場合、チケット代金が最大200ドル(約3万1000円)割引されるとしています。
