漫画家ポール・ポープ氏は、21世紀の代表作『バットマン:イヤー100』や『バトリングボーイ』で知られていますが、ここ10年以上大きな作品を発表していませんでした。しかし、ニューヨークのフィリップ・ラボーンギャラリーで彼の作品展が始まり、アートブック『PulpHope2: The Art of Paul Pope』の拡張版が3月に出版されるなど、再始動の動きが進んでいると発表しました。
ポープ氏は、漫画業界や創造性に関する懸念を抱えており、AIによる作品のコピーが急速に広がる中で、漫画家がAIに取って代わられる可能性があると指摘しています。しかし、彼はAIを研究のために利用しており、創造的な目的には使っていないということです。
彼は、アナログの筆やインクを用いた伝統的な技法を重視しており、デジタルツールよりも手作業の重要性を訴えています。AIの進化については懐疑的でありながらも、適切に利用することを否定しない姿勢を示しています。
また、ポープ氏は、AIによる著作権侵害や倫理の問題についても懸念を示し、AI技術の急速な発展が社会に与える影響について、十分な議論がなされていないと指摘しています。
彼の作品『THB』の初の大規模コレクションが秋に発売される予定で、これは彼の再ブランディングの一環であるとしています。次のプロジェクトとして『バトリングボーイ2』の可能性についても言及しました。
