通話録音アプリ「Neon」が、重大なセキュリティ問題が発覚したため、一時的にオフラインになったと発表しました。
「Neon」は、ユーザーが通話を録音し、そのデータをAI企業に販売することで「年間数百ドルから数千ドル(約2万円から16万円)」を受け取れると謳っていました。ここ数日、App Storeで注目を集めており、無料アプリランキングで総合7位、ソーシャルネットワーキングカテゴリで2位にランクインしていました。
しかし、TechCrunchが重大なセキュリティの欠陥を発見したことを受け、アプリは一時的に停止されました。TechCrunchによると、この欠陥により、他のユーザーの電話番号、通話録音、トランスクリプトにアクセスできる状態になっていたということです。
TechCrunchの報道によれば、記者たちはアプリの内部の動作とデータの流れを調査する過程で、自分たちの通話データを傍受できることに気づき、さらにNeonのサーバーから他のユーザーの通話記録やメタデータを取得することに成功しました。このメタデータには、ユーザーの電話番号や通話相手の電話番号、通話の日時、通話時間、各通話で得られた報酬額が含まれていたとしています。
さらに、TechCrunchは、アクセスしたトランスクリプトと通話録音に基づき、一部のユーザーがアプリの報酬を最大化するために、知らないうちに他人の会話を録音しているケースがあったと報告しています。
Neonの創設者であるアレックス・キアム氏は、このセキュリティの欠陥についてTechCrunchの記者から警告を受け、アプリを一時的に停止し、ユーザーに対し追加のセキュリティ対策を行うための一時停止を通知しましたが、データ漏洩については言及しませんでした。
TechCrunchは、AppleとGoogleにアプリの状況について問い合わせましたが、現時点で回答は得られていないということです。アプリが再びオンラインになるかどうかは不明としています。
