Glīd Technologiesは、自動化技術を用いて道路から鉄道への貨物輸送を効率化することを目指していると発表しました。この技術は、特に港から鉄道までの「ファーストマイル」に焦点を当てているということです。
Glīd Technologiesの創業者であるケビン・ダモア氏は、17歳のときにアメリカ陸軍での経験を通じて物流に興味を持つようになったとしています。その後、スペースXやノースロップ・グラマン、ロメオ・パワー・テック、Xosトラックスなどでの経験を経て、2022年に道路から鉄道への輸送問題に再び取り組むことを決意しました。
ダモア氏は、貨物を船から鉄道に移動させる複雑なプロセスが問題の根源であると指摘しました。これを解決するために、カリフォルニアに拠点を置くスタートアップ、Glīd Technologiesを設立しました。
この企業は、港から鉄道までの貨物輸送を効率化するためのハードウェアとソフトウェアを開発しています。特に、ハイブリッド電動車「GliderM」は、フォークリフトやホストラートラックを使用せずに、20フィートのコンテナを直接鉄道に移動させることができるとしています。
また、物流ソフトウェアと、あらゆるトレーラーの下に滑り込んで自動で移動できる「Rāden」という低プロファイルのプラットフォームも開発中です。これにより、輸送コストを大幅に削減できるとしています。
Glīd Technologiesは、短距離鉄道システムや軌道を所有する港、工業団地に焦点を当てており、すでにワシントン州のウッドランド港やカンザス州のグレートプレーンズ工業団地などと契約を結んでいるということです。
この技術とビジネスモデルは、投資家からも注目を集めています。最近、Outlander VCをリード投資家として、310万ドル(約4億8000万円)のプレシード資金を調達したと発表しました。これにより、総資金調達額は710万ドル(約11億円)となり、企業の評価額は3500万ドル(約54億円)に達したとしています。
Glīd Technologiesの詳細については、10月27日から29日にサンフランシスコで開催されるTechCrunch Disrupt 2025で直接確認することができるということです。
