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米スタートアップがAIマッチングサービスを展開 若者向けにデートを自動設定

AI要約複数の情報源を統合して作成しています

アメリカのスタートアップ企業が、人工知能を活用して若者向けの新しいマッチングサービスを開発しました。利用者が自ら相手を選ぶ方式を廃止し、AIが性格を分析して自動でデートを設定する仕組みで、約14億円の資金を調達したということです。

Image Credits:Ditto (opens in a new window)

アメリカのスタートアップ企業は、AI(人工知能)を活用し、若者向けの新たなマッチングサービス「Ditto(ディット)」を開発し、事業を拡大しているということです。従来のように利用者が自ら相手を探すのではなく、AIが性格を分析してデートを自動で設定する仕組みで、これまでに920万ドル(約14億2600万円)の資金を調達したとしています。

このサービスは、カリフォルニア大学バークレー校を中退したアレン・ワン氏とエリック・リウ氏が共同で立ち上げました。現在の20代の若者の間で、既存のマッチングアプリに対する不満が高まっていることが背景にあるということです。ワン氏は「私たち自身もZ世代であり、人々が果てしない画面操作や無意味な会話に疲れ果て、現実世界でのより真のつながりを求めているのを目の当たりにしてきた」と述べています。

新サービスでは専用のアプリを使用せず、利用者は指定された電話番号にメッセージを送ることで登録します。その後、AIチャットボットが利用者の名前や性別、生年月日などの基本情報のほか、性格や興味、恋愛の対象について詳細な質問を行います。利用者のなかには、好みのタイプをAIに伝えるため、好きな有名人の写真を送信する人もいるということです。

AIのアルゴリズムは、表面的な趣味の一致ではなく、その趣味が示す人物像に基づいてマッチングを行う方針です。ワン氏は「例えば、ロッククライミングが好きな男性と、ヒップホップが好きな女性は、一見すると共通点がないように見えます。しかし、深く分析すれば、どちらも冒険心があり、個性的であることがわかります。適切な情報があれば、相性は予測可能だ」と説明しています。

マッチングが成立すると、毎週水曜日の午後7時に、AIから相手のプロフィール、待ち合わせの場所と時間が通知されます。利用者は指定された場所に向かうだけでよく、デート後に感想を送信することで、AIの精度がさらに向上する仕組みだということです。ワン氏は「利用者の負担を大幅に減らし、実際に会うことへの障壁を取り除いている」としています。

現在、このサービスには15万人が登録しており、マッチングした利用者の約20%が実際のデートに至っているということです。また、安全性を確保するため、現在は数十の大学に限定して展開しており、大学が発行するメールアドレスでの認証を必須としています。今後は、安全性を維持しながら対象となる大学を増やし、将来的には学生以外にもサービスを拡大する方針です。

この取り組みは投資家からも注目を集めており、初期の資金調達で920万ドル(約14億2600万円)を確保しました。語学アプリ「Duolingo」の共同創業者などからも直接連絡があったということです。サンフランシスコに拠点を置く同社は、現在12人の正社員を抱えており、宣伝活動を担う専門の担当者を募集するなど、若者を惹きつける独自のマーケティング戦略を強化していくとしています。

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