サンフランシスコ警察は、Zooxの自動運転車が駐車中の車の運転席側のドアに衝突した事故を調査していると発表しました。
この事故は、1月17日午後2時ごろ、サンフランシスコの15番通りとミッション通りの交差点付近で発生したということです。Zooxのロボタクシーは15番通りを走行中、ストリートアンバサダーのジャメル・ダーデン氏が自身の1977年製キャデラック・クーペ・ドゥビルの運転席側ドアを開けた際に衝突したと、地元メディアが最初に報じました。
ダーデン氏の手は事故で負傷し、Zooxの車両のガラスドアも損傷を受けたということです。サンフランシスコ警察は、事故当時、Zooxの車両には同社の社員が同乗していたが、怪我はなかったと確認しています。
警察は「調査が継続中のため、事件報告書は提供できない」としています。Zooxは独自の警察報告書を提出したと述べていますが、追加の詳細は求められていないとのことです。1月20日の声明で、Zooxは「地元当局と協力して、事故の正確な報告を行う」としています。
カリフォルニア州の自動運転車を規制する自動車局も、この事故についてZooxと会合を開きました。自動車局は、Zooxがカリフォルニア州の規制に基づいて事故報告書を提出したと述べていますが、その報告書はまだ公開されていないということです。
Zooxはサンフランシスコでのロボタクシーサービスの構築を進めており、昨年11月から「Zoox Explorer」プログラムの一環として無料乗車を提供しています。同様のプログラムはネバダ州ラスベガスでも実施されています。
この展開には課題も伴っています。Amazon傘下の同社は、昨年12月に一部の車両がセンターラインを越えたり横断歩道を塞いだりする問題を修正するリコールを実施しました。2025年初頭にも、同様のソフトウェア更新を伴うリコールを行っています。
1月の事故は、ダーデン氏が突然ドアを開けた際に発生したとZooxは述べています。同社によれば、ロボタクシーは開いたドアを認識し回避を試みたが、衝突は避けられなかったということです。ダーデン氏へのコメントは得られていません。
Zooxはダーデン氏に医療支援を提供したものの、彼は拒否したとされています。地元メディアによれば、ダーデン氏は車がレッカー移動されるまで医療処置を受けることを拒んだということです。
「安全性と透明性はZooxの基本であり、地元当局と協力して事故の正確な報告を行う」と同社は声明しています。
